Mijaを調べてみた。『Mija、大躍進』
「Mijaを調べてみた。」シリーズ第三弾になります。
第一弾、第二弾とMijaの幼少期からSkrillexとのB2Bに至るまでに焦点を当ててきました。
今回の『Mija、大躍進』では、
SkrillexとのB2Bで表舞台へデビューした後、現在に至るまでの大躍進に迫りたいと思います。
TomorrowWorldへ
Bonnaroo Music Festivalでのプレイをきっかけに、世界中から注目が集まり始めました。
その勢いに乗って、その直後にはMijaはミックスコンペに勝ち抜くことで更なる大舞台へのチケットを得ることに成功しました。
それは「TomorrowWorld」のBlack Butter Recordsでのプレイ。
その時のプレイも録音されていて、その音源はMijaのDJとしてのキャリアの中心的存在になっているそうです。
こちらがTomorrowWorld2014でのセットです ↓(フリーダウンロード!)
『Crank It Feat. Lil John』をリリース
2014年の12月にはGhastlyと「Crank It Feat. Lil John」をSkrillexが主宰するOWSLAからリリース。
Ghastlyとの関係は、彼がPhoenixでのプレイの際にMijaの友達と一緒に泊まっていたことから繋がったそうです。人間関係大事ですね!
それ以降、MijaはGhastlyのいるLos Angelesへ通い始め曲作りを学んでいくのでした。
そして遂に二人で作曲を始めた時は、なんと16時間もぶっ続けで取り組んだそうです…!
Mijaのエレクトリックな感性とGhastlyの長年の曲作りの経験が組み合わさり、
「ハウスのようだけどハウスという言葉では表現できないような曲」
と表現するような、オリジナルの曲が完成したのでした。
こちらはその「Crank It Feat. Lil John」のPVです↓
見るとわかるのですが、カオスすぎて意味がわからない…。
これに関してはMijaも「ほとんど何していたのかわからない。」と言っています。笑
それでも、Mija「その意味わからなさが面白さになる!」と満足している模様、はい。
終盤にはMijaとGhastlyがひたすらブルブル震えるシーンがあるのですが、そこが一番のお気に入りだそうです。
「体一面を星で覆われるのが超クールだね!」と、yeah。笑
……。
…それはさておき、中盤でのMijaがとてもかわいらしい!共感してもらえますでしょうか笑
というわけで、PVは見るべし!!
2015年は引っ張りだこ
9月にはUltra Japanにも出演してくれましたが、Mijaにとっては2015年世界を飛び回る
大躍進の年となりました。
Mijaが登場した主要フェスを振り返ってみましょう。
↓ Ultra Music Fesstival
↓ Hard Summer Music Festival
↓ Full Flex Express Tour
↓ Ultra Japan
こんな感じでしょうか。
Full Flex Express TourではAnna Lunoe(アンナ・ルノー)とB2B でプレイしました。
彼女とのプレイはそれより少し前のMixmagまでさかのぼります。
↓ Anna Lunoe。めちゃくちゃ美人です。
ここでAnna Lunoeについても少し確認しときましょう!
オーストラリア出身で作詞、作曲、歌、DJ、プロデュースと多彩な才能を持ち合わせています。
PRADAやCHANELのパーティからDJを始めたそうで、ファッションにも精通しているそうな。
要チェックですね!
↓ セクシーです。
むむ。でも、なんか見たことあるような感じがしますよね…
そうです…!
日本で絶大な人気を誇る嵐の伝説のスケルトン衣装ではないですか!!さすが嵐さん。
…話が逸れてしまいましたね、戻りましょう。
↓ MixmagでのB2Bです。
House, Trap, Bass, Jersey Club, Hip Hopとジャンルを超えたミックスを披露しています。
「これからみんなでめちゃくちゃ踊って騒ごう」なんて声も取り入れられていておもしろいです。これぞMija!と言った感じです。
数少ないトップ女性DJとしての責任感を持って
フェスのラインナップにも男性DJが多いため「女性が少ない」と非難されがちなEDMシーンにおいて、数少ない成功した女性DJでもあるMija。
Ultra Japan以来、日本でも多くの人がMijaにメロメロですが、それはどうやら世界共通の模様です。
しかし、それは、良いことばかりとは限りません。
Mijaがプレイしていたある時、男性が札束を投げることがあったそうです。
一般的なビジネスの世界では『女性の社会進出』はより尊重されてきていますが、
EDMシーンにおいては依然として ”女性であること” が特別扱いされていることが伺えます。
『もし私が男だったら、彼は同じことをしただろうか?』
そう考えたMijaは、その投げられた札束を投げ返しました。
『女性だろうと関係ない。DJとして活躍していくことはできる。』
この行動はMijaのそんな想いを端的に示唆していますよね。
事実、Mijaは『自身の活躍を見てもらうことで、次の世代の女性DJへ何かしらのインスピレーションを与えることができればよいなぁ』そんな崇高な想いを抱いているそうです。
そのような責任感を背負いつつEDMシーンのため、女性のためにMijaはプレイを続けるのでした。カッコイイ。
次回は、『Mija「番外編だよ」』です 。
これまでは、DJとしてのMijaについて調べてきました。
でも、Mijaの魅力はまだまだあるぞ!!!
ということで、DJとしてではない、「Mijaの素の顔、他の顔」に迫ってみたいと思います。
「Mijaの髪色っていつから緑なの!?」、「プレイの前のルーティンとかあるの?」などなど。
次回でいよいよ「Mijaを調べてみた。」シリーズはラスト!!
Mija「Bye Bye」(シュッ